新着情報
2019年5月15日に各メディアで取り上げられました。
1回の投与で2249万円の白血病治療薬「キムリア」を公的な医療保険でカバーされるという、このニュース。
抗がん剤が効かなかった患者様を対象とし、保険適応で投薬が受けられるそうです。
年収約500万円の方の場合、3349万円が40万円程度の自己負担で済みます。
この薬のおかげで救える命が増えることを期待するばかりです。
医療技術の発達に伴い、近年医療費が高額になるケースが増えているそうです。
高額療養費の支給総額は2016年度で2兆5579円にもなるそうです。
国民皆保険制度の日本において、医療保険は命を守る砦であり、
高い医療費でも、生きるという希望を捨てずに済む素晴らしい制度だと思います。
医療費負担が大きくなり、この制度が危ぶまれるという話題を聞くようになりました。
この制度を子や孫たちの残すために私たちに出来ることは、健康維持と上手な医療保険の使い方かもしれません。
フランスでは、抗がん剤など代替性のない医療行為や薬は保険が適応となりますが、薬によっては全額自己負担を求めるなど区別しているそうです。
日本でも健康維持増進を目的にセルフメディケーション税制が導入されました。
「病気になったとき」ではなく「病気にならない自己管理」を支援しようと2017年に誕生したのがセルフメディケーション税制。
一定の条件を満たし、年間「1万2000円以上」の、「市販で買える」指定された医薬品等を使っている方であれば、所得金額から税金が控除されるという制度です。
私たちヤマナカグループの施術もいわゆる代替医療。
特に私たちは保険施術(急性の痛み、かつ痛む部位のみへの施術のみ適応)は休止し、全身調整する施術のみを行う専門家集団です。
私たちが皆様にご提供出来るのは、痛みや辛さを取るのはもちろん、痛みや辛さを生じさせにくい身体作り。
皆様のQOL(生活の質)の向上に役立つ存在であるよう心がけています。
医療保険の適応範囲内で施術をすると、痛みは一時的に治まっても、他の身体の部位は施術が出来ないので、良い状態まで導く事が出来ません。
これではQOLは低い状態のまま。
それならばと、保険を休止し、完全自費施術に特化しています。
医療が進む中、今後もますます命を救う医療が進化していきます。
そんな中、費用が高くても代替えがきかない薬や医療は是非医療保険の適応にして頂きたいと思います。
私たちは健康を守る医療従事者としての責務を果たすとともに、命を守るために必要な医療保険制度を圧迫しないような立場を維持していきたいと考えております。