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長生きコラム第三弾は秋にふさわしいなんとかしたい食欲について。
今回は、我らがヤマナカグループ美チームリーダー 長谷川実花先生から教えてもらった
「食欲抑制スーパーフード」について掘り下げてお伝えします。
キレイも健康も手に入れたい大人女子の強い味方である長谷川実花先生
食欲の秋
でも、食欲に負けて食べ過ぎてしまい、とんでもないことに。
そんなことは避けたいですよね。
年々太りやすくなる身体。
欲に負けて必要量以上を過食してしまうと、すぐにサイズオーバー
肥満への道まっしぐらになります。
そんな食欲の秋にぴったりな話題を教えてもらいました。
「どんな食事でも体重は増える。でも科学的に唯一食欲を抑えることが立証されている食材がある。
それは・・・
食物繊維!!!!」
なんと!!
食物繊維と言えば、便通を改善させ、腸内環境をキレイにしてくれる名食材!
食物繊維さん「食欲抑制」までやってくれてるなんて!!
そこで、今回食物繊維と食欲の関係を探ってみました。
食物繊維に食欲抑制の効果が期待出来る。
という論文を書いたのはイギリスのインペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チーム。
ネズミを使用した実験で、食物繊維が大腸で消化された結果生じる’酢酸’が、食欲を感じる’視床下部’という脳にも作用する。と実験で明らかにしたものでした。
食物繊維はお通じを改善し、腸内環境を正常化させる。
というイメージがある方は多いと思います。
そんな食物繊維の中でも、今回注目されたのが「大腸に居る腸内細菌で発酵分解される’発酵性食物繊維’」
私たちは自分で作る消化酵素で食物繊維を消化することは出来ません。
その為、食物繊維は未消化のまま大腸へ。
そして大腸に居る腸内細菌が、食物繊維を発酵分解してくれています。
その結果、短鎖脂肪酸という物質が出来て、私たちの大腸はその短鎖脂肪酸を栄養素として大腸から吸収しています。
その短鎖脂肪酸の一つに、今回’食欲抑制効果’が示唆された「酢酸」があります。
あなたの腸内は大丈夫?腸内フローラをキレイにするためにも食物繊維はおすすめ
と。いうことは、
ついつい食べ過ぎてしまう!
そんなあなたは意識して「発酵性食物繊維」を食べて欲しい!
という結論に。
年末年始は、食物繊維を力を借りたい!!
さらに、食物繊維には、腸内環境を正常化してくれる嬉しい効果も期待出来ます!
これは是非是非今晩から取り入れて下さい。
発酵性食物繊維が多く含まれている食材は
★大麦・スーパー大麦
★昆布・わかめなどの海藻
★リンゴや柑橘類などの果実
と言われています。
食物繊維には水溶性と非水溶性がありますが、水溶性食物繊維の方が発酵性が高いとされています。
ぜひ積極的に摂りたい物です。
大腸の細菌が作り出す物質が、食欲に関係している。
しかも、私たちが作った消化酵素では作れない!
というのがこのコラムのミソ。
つまり。
食欲を爆発させないためには、大腸の腸内環境を整えてあげること。
また腸内細菌の餌になる食物繊維を意識して食べることが大切なんです。
大腸をイタワルと、食欲を抑えてダイエットになる!
だけではありません。免疫機能を正常化して、アレルギー予防にも。
実は、東洋医学的にもこの時期大腸をイタワルことはとても大切。
最近でこそ、腸は免疫系の要というイメージが一般の方々に定着してきましたが、
東洋医学的に風邪などをひきやすい「秋」は「肺と大腸」の季節。
肺も大腸も免疫系の要です。
肺も大腸もいたわってあげることが、秋の養生であり、
続く冬を元気に過ごす為の課題となります。
実際、大腸の腸内環境を正常化する食物繊維。
食物繊維が不足し、腸内環境が乱れるとアレルギーなど免疫系の異常の原因にもなると言われています。
私たちヤマナカグループでも、腸内環境を整えるべく、鍼灸師達が活躍しています。
更に、カイロプラクターによる背骨調整は自律神経を調整し内臓の働きを元気にしてくれます。
また、腸内環境が悪い方は、内臓が冷えている場合も。
そんな内臓冷えさんには深部加温してくれるインディバもおすすめです。
そんな秋に旬を迎える
キノコ類・里芋などは食物繊維を豊富に含んでいます。
里芋はその粘り気が粘膜を強くしてくれると言われています。
今が旬の食材を上手に取り入れることを意識すると
「食欲の秋」でも「太らない秋」を過ごすことが出来そうです。
色々な食材をバランス良く。
肉だけ、野菜だけ、果物だけ、穀物だけなどの
だけだけ食事にならないように。
意識してみて下さいね!!