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2017年7月13日

梅雨のこの時期身体がだるいのは、濁った水が原因かも!? 神谷鍼灸師による東洋医学の豆知識

急激に季節は進み、暑い日々が続いていますね。

山中鍼灸整骨院を含む、ヤマナカグループの治療院にも「なんだかダルくって」そんな患者さんが増えて来ています。

 

暑さだけでなく、湿度も高いこの時期は、身体に余分な「水」が溜まり、ダルさを感じやすい時期です。

 

よく患者さんに「水」ってなんのこと?

って聞かれます。

今日はそんな水のお話。

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東洋医学では、身体の構成要素として「気」「血」「水(すい)」という3つがあります。

簡単に言うと、「気」はエネルギー。

血液を全身に巡らすのも、食べたものを消化して栄養に変えるのも、身体を病の元から守る(いわゆる免疫)のも、皮膚から汗を出したりするのも、「気」の働き。

 

そして、「血(けつ)」

これは、血液と同じ栄養素としての役割と、潤いを与える役割なんかもあります。

 

そして「水(すい)」

これは、身体の中の血以外の水分ととらえてOK。

そして、この水が余剰になったり、巡らず滞ってしまって出来上がるのが「湿(しつ)」というもの。

 

身体の中にある「気」「血」「水」が過不足無く、滞りなく、澱まず、全身を巡っている時はとても健康です。

しかし、これらが不足したり、過剰になったり、滞ると、色々と症状が出てきます。

 

「湿」とは、「水」が余剰になり、滞った時に出来る物。

この湿が身体に出来てくると、とても身体が重だるくなります。

そして、消化機能全般も働きが悪くなります。

そして消化器に負担がかかると、更に湿が出来やすい状態に。

 

 

この時期、気候的に湿度が高くなるので、湿が出来やすいという事もありますが、

冷たい物の飲食により消化器の機能低下を起こし、結果として湿が体内に出来てしまっているケースが多くあります。

アイスクリーム。

氷入りの飲み物。

ビールなどのお酒。

過食は気を付けましょう。

もし、これらを摂ることが多く、身体がだるいなら、是非胃腸を温めるような食事を心掛けて下さい。

少なくとも朝にお白湯を飲むなどされるもの良いと思います。

 

さて、湿の話に戻ります。

 

湿には「寒湿」と「湿熱」があります。

ようは、寒いか熱いか。

 

寒湿は

体質的に冷えやすい人(東洋医学でいう陽気不足の人)は、冷たい物や生ものの過食で寒湿を形成しやすいです。

寒湿が出来ると、こんな症状が現れます。

  • 手足の冷え
  • 下痢や軟便
  • お腹が張る
  • 尿が多い
  • 水のような鼻水
  • 舌に白くて分厚い苔が出る

こんな方には、まず身体を温め、水が流れやすいように温かい気(陽気)を補ったり、

胃腸を整え、湿を排除するような施術を行います。

 

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湿熱は

体質的に陽気が亢進気味の人が、味の濃い物や、お酒を過剰に摂る事で、湿熱を作る傾向にあります。

湿熱が出来ると、こんな症状が現れます。

  • 湿疹
  • 熱性の下痢(軟便)
  • 黄疸
  • 黄色い鼻水、タン

 

こんな方には、まず身体を涼やかにするよう余分な熱を取り除いたり、

出来てしまった湿を取り除くように施術を行います。

また、弱っている臓腑も整え、湿が出来にくい状態にしていきます。

 

また、最近多いアトピー性皮膚炎。

湿熱が原因の方もいらっしゃいます(アトピーは他にも湿熱以外の原因の場合もあります)。

 

湿が身体にある事で、全身のダルさ、下肢の重たさを感じ、むくみが特に辛い症状として目立ちます。

 

また、身体の中に湿があると、近頃のように湿度の高い日や、雨降りの日に体調を崩してしまう傾向が強くなります。

 

雨降りの日は、身体が特に重い

やる気が出ない

湿疹が増える

お腹の調子も良くない。

むくみが気になる。

 

そんな方は、是非一度ヤマナカグループの治療院で鍼灸を受けてみて下さい。

 

人によって、体質は様々。

お一人お一人の体質から、的確に必要なツボへの刺激を行います。

 

むくみの施術を行うと、施術後トイレに行かれる方が多いです。

そして、しっかり水分補給して頂きます。

 

むくむから、水分を控えると言う方も居ますが、それはオススメ出来ません。

余分な湿を取り除き、きれいな水分を補給する。

 

そして軽くなった身体でしっかり呼吸をし、そして食べ物のきちんと消化する。

そんな身体になれば、むくみも軽減し、身体のダルさも軽減していきます。

 

 

気になる方は、是非お問い合わせ下さいね!

ヤマナカグループ パートナー

神谷鍼灸あん摩マッサージ指圧師でした。

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初回来院時のお願い

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●「2回目」前回の施術後の効果を確認し、方針の継続・変更を決めて施術。
●「3回目」これまでの施術経過を確認・比較して、最良の方法を考え施術。次回以降の方針説明。
初回でほぼ症状が改善してしまうことも珍しくはありませんが、こうして3回続けて経過を聞かせていただくことで、当てずっぽうの施術ではなく、経験に基づいて、患者さまの姿勢・体質、回復力や生活習慣など、お体を不調にしている原因を解明し、より早く改善していくことができます。3回目終了時の体調に合わせ、担当スタッフより今後の施術方針の説明があります。(学生等、予約3回原則に当てはまらない場合もあります。)