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2024年7月7日

守るべき者のためにがむしゃらにNo.1になった先生の話

22歳。

運送業を始めて3年目。
妻のお腹には3人目の子どもがいた。

 

家族のために。毎日がむしゃらに働いていた。

毎日毎日、長時間の運転。足がとにかくだるかった。
周りの先輩たちは、腰が痛い、背中がはる、肩がこる。
色々言っていた。

長く続けられる仕事ではないな。

そう思いながらも、守るべきものの為に毎日働いていた。

そんな時、ふと食堂にあった新聞の広告に目が留まった。

『カイロプラクターは儲かる』

書籍の広告のキャッチコピー。
なんていう書籍か覚えてもいないが、この

カイロプラクターは儲かる

この言葉が頭にこべりついた。

カイロプラクター、やってみよう。
そう思ったら、居ても立っても居られない。さっそくハローワークに足を運んだ。

 

僕が住む奈良で通えるカイロプラクターを募集する仕事を探してもらい、何件か紹介してもらった。

 

10枚ほどの紙の束。

無資格未経験。

それでも雇ってくれるところがあればと、上から順に電話していくことにした。

 

そして、その紙の束の1番上が、山中鍼灸整骨院だった。

 

 

面接で、何を話したのか覚えていない。

ただ、

無資格、未経験です。でもやる気だけは誰よりもあります。誰かの役に立つ仕事がしたい。手に職をつけたい。家族のために働きたい。

 

そんな話をした。

帰宅してから電話があり、今週からさっそく来てと言ってもらえた。

やはり、進むべき道はここかと思えた。

 

 

開院してから、2.3年の鍼灸整骨院。
国家資格を持つ 先生 たちがいる中で、無資格、更に未経験の僕。

 

 

しかし、僕には3人の子どもと妻を養う必要があった。

無資格、未経験だからこそ、誰よりも必死に働き、誰よりもマッサージがうまくなってやると思った。

山中鍼灸整骨院の先生たちは、マッサージの技術を丁寧に教えてくれた。

最初は先生の補助だったが、そのうち、先生の指導のもと患者さんにも施術をさせてもらえるようになった。

朝から晩までひっきりなしに患者さんはやってくる。

頭よりも先に手が動く。

理論よりも、感覚が、患者さんの滞りを教えてくれる。

沢山の患者さんの中で忘れられない人がいる

96歳のおばあさんの患者さん。
96歳。院に来るだけでも一苦労。
でも来てくれる。
そして、僕の施術を受けて
『楽になったわ。ありがとう。』
そう笑顔で言って帰っていかれる。

こちらこそ、頑張って来てくれて、僕に身体を預けていただいてありがとうございます。

 

素直に感謝の気持ちが溢れた

お世辞でも、社交辞令でもない素直な感謝の言葉。

今まで長時間1人で運転する。そんな孤独な仕事をしてきた。
家族を養うため。
お金を稼ぐ。
働く目的は、そこにあった。

この道を選んだ時も、まず第一に稼ぐことが頭にあった。
でも、この瞬間。

こんなにも尊い仕事につけたことに、感謝した

僕はこの仕事に人生をかける。そう心に決めた。

子どもたちが成長する中で、もっともっと稼がねばと思った。

ただがむしゃらに働くだけではダメだと思った。
結果を示していかないと。

僕は患者さんから認められている自信があった。
誰よりもマッサージがうまい。
そう認めてもらうことが目標だった。

 

 

 

そこで、それまでなかった指名制を導入して欲しいとお願いした。
資格や経験ではなく、患者さんに選ばれていることを示したかった。

それでもまだ生活のために、もっと稼がないといけなかった。

『給与をあげてほしい。どうしたら給与はあがりますか?』

上司に直接ストレートに相談した。

上司と相談して、業務が終わってから山中院全館をひたすら1人で掃除して帰る。という提案をオーナーに直談判した。

 

それから毎日、クタクタになりながらも、深夜1人で三階建の院内全てを掃除して帰るようになった。

ちゃんと聞き入れて、考えてくれた。
それがとても嬉しかった。

がむしゃらな下積み時代。
認めてもらって、生活費を稼ぐことに躍起だった。

誰よりも上手くなる。
とにかく患者さんに認めて欲しかった。
僕に施術して欲しいと言ってくれる人に全力で向き合っていった

1ヶ月休みなしで毎日出勤する。
そんな挑戦もした。

 

そして月日はたち、たくさんの後輩たちが出来た。
色んな資格や経験を持つ人たちが集まってくる。

でも、僕はマッサージで腕のいい施術家という自負があった。負ける気はしなかった。

そんな時、『先生もそろそろ資格取ったら?』と言われた。

確かにそろそろそんなタイミングかもしれないな。
そう思い、鍼灸師の資格を取った

 

でも、僕のスタンスは変わらない。
沢山の患者さんの身体を施術させて頂いて磨いた感覚。

とにかく滞りを流す。

山中院が保険施術をやめて、自費専門になったことで、より全身へのアプローチがしやすくなった。

使える技術はなんでも会得した

患者さんに使う前には、僕に忖度なく、良いか悪いかを言ってくれるスタッフで試してから、どんどん使っていった。

 

幼かったこどもたちが成人し、まだ妻のお腹に居た子も専門学校に通うようになった。

僕は山中院のNo.1の売上をキープしている。

 

ある日溝が詰まっていたから掃除をしていた。
『先生掃除されてるんですか?』スタッフが驚いた様子で言ってきた。
きっと、予約が詰まっている合間に掃除なんて!という驚きだったのだろうか。

僕からしたら、溝が詰まっているのを見つけたら掃除するのが当たり前じゃないか?という感覚だった。

毎晩掃除させて頂いていた院。

今は深夜に掃除することはなくなってしまったけれど、

掃除させられたではなく掃除させて頂いたという感覚だった。

この場所のおかげで、僕は家族を養うことが出来た。
僕は自分の仕事に誇りを持てた

 

 

 

僕にはお金が必要だった。
だから認められる必要があった。

資格や肩書きよりも、技術として1番うまくなれば、自ずとお金はついてくる。その為に努力した。

 

もし僕に家族がいなかったら、ここまで頑張ることは出来なかった。

 

もし未経験無資格でも受け入れてもらえていなければ、まだ悶々とした日々だったかもしれない。

 

もし、色んな挑戦を応援してもらえなければ、ここまで売上をあげて自分の施術に自信も持たなかったかもしれない。

 

 

僕はこの仕事を始めてから 感謝 することが本当に増えた。

山中院のスタッフ、患者さん、家族。

みんなが支えてくれた、応援してくれた、鼓舞してくれた。

売上がNo.1になった今、目指すべきは、昨日の自分を超えること

 

今の患者さんに満足せず、まだまだ僕に身体を預けてくれる患者さんと出会っていきたい。

 

 

子どもたちは大きくなってくれた。
でも最近我が家に子犬がやってきた。

 

大変だ。また僕に守るべきものが増えた

守るべきもののために、今日も僕はがむしゃらに働く。

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