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一気に季節が秋を越えて冬に近づく今日この頃
’ごほごほ’
’くしゅん’
’ズルズル’
そう。
風邪ひきさんが増殖中です。
秋は乾燥のシーズン。
乾燥に弱い呼吸器系の病が増えます。
また、この激しい気温差で身体の抵抗力も弱り、風邪をひきやすくなりますね。
山中鍼灸整骨院のある東大阪南荘町付近は、この週末に大きなお祭りがありました。
このお祭りが終わると、体調を崩す患者様が例年増えます。
なぜ、季節の変り目は体調を崩しやすいのでしょうか。
そこには身体の外のリズムと、身体の内のリズムとの差が少なからず関係しています。
生活リズム。
この言葉は聞きなれていると思います。
一日の過ごし方。というイメージでしょうか。
これが身体の外のリズム。
一方生体リズム。
睡眠、排泄、食事などの身体の生理的な一日のリズム。
これが身体の中のリズム。
夜になると眠くなる。
朝起きるとお腹が空く。
本来これは自然なことなんですが、実はこれが乱れている方が多いんです。
私たちの体内には、体内の環境を一定に保つシステムがあります。
体内の環境とは、温度や血流量や水分ミネラルなど様々です。
ここでは分り易く体温をピックアップします。
私たちの深部体温(体内の温度)は、身体の中の酵素が働きやすい温度に保たれています。
もし寒い冬に、何もしていないと深部体温まで下がって死んでしまいます。
そこで、手先の末梢血管から熱が逃げないように、抹消の血流量を少なくします。
冬は手足が冷えますよね。
そりゃそうです。
体内を守る為に、手足に犠牲になってもらっています。
逆に暑い夏。
そのままだと体温もあがりっぱなしになります。
そこで、手足に血流をどんどん流して熱を放散したり、汗をかいて熱を逃がします。
そして体内の深部体温を一定にします。
季節だけでなく、私たちの体温は一日の中でも1℃ほど上下するとされています。
朝目覚める少し前から体温は上昇していき、活動する日中が最高に高い状態に。
そして夜はだんだんと下がっていき、体温が下がる事で質の良い睡眠がとる事が出来ます。
でも、このリズムが乱れると、朝の体温が十分高くならずに、なかなか起きられなかったり。
夜の体温が十分下がりきらずに眠れなかったり。
そんなリズムの乱れが生じます。
そんな生体リズムを乱す大きな原因は、なんと生活リズム
秋は、暗くなる時間が早まります。
その為、生体リズムとしては、夜は静かに凄し、早寝を心掛けるのが本来の姿です。
しかし電気を手に入れた私たち人間の生活は、夜でも光に溢れています。
夜遅くまで、TV、ゲーム、スマホ、PCをしていませんか?
そんな夜まで光をあびる生活が習慣になっていると、生体リズムが乱れます。
そして注意して頂きたいのが、子どもたちの健康状態。
実は、最近子どもの低体温が問題になっています。
幼稚園や小学校で、授業に集中出来なかったり、やる気が無かったり、すぐキレる。
そんな児童は、朝の体温が低すぎる、もしくは高すぎるなど、生体リズムが崩れているケースが多いんです。
どうしてそのように乱れるのか。
先にあげた夜遅くまで起きている事や、朝ごはんを食べないこと、排泄リズムがバラバラなどが挙げられます。
子どもたちに「寝なさい」「朝ごはんを食べなさい」と言うのではなく、大人が率先して「早寝する」「朝しっかり食べる」そんな姿を見せていきたいですね。
普通の生活をしていると、生活リズム>生体リズムになります。
早寝したいけど仕事がね
朝ご飯作るのが面倒だから
しかし、忘れないでほしいのは私たち人間も生き物であるということ。
寒くなれば、寒さに負けないように身体は頑張る。
夜が長くなれば、その分本当は長く眠くなる。
そんな生き物として当たり前のリズムを、大切にすることこそ、養生の第一歩。
一度、生活ではなく生体リズムが季節にあった生き方になっているのか、考えてみるのもいいかもしれません。
とはいえ、一度乱れた生体リズムを戻すのは大変です。
特に、何かしらの症状「不眠」「便秘」「やる気が出ない」「キレやすいイライラする」などが出ていると、それは自律神経やホルモンバランスの変調が起こっているサイン!
そんな時は薬ではなく、自然治癒力を高める鍼灸施術を受けてみては?
乱れたバランスを整えるのが大得意な鍼灸施術で、自分ではリセットできない身体の不調をしっかりリセットしてあげましょう!
またしっかり眠れていないと、筋肉は常に緊張状態に。
そんな時は整筋施術で、プロによるケアが必要です。
驚くほど身体が軽くなりますよ!
ヤマナカグループの治療院で、熟練施術家がお待ちしております。